ユニットバスだけでなく、給湯器の機種選定も大事

セキスイハイム

セキスイハイムの場合、多くの人が積水ホームテクノ製を選ぶであろうユニットバスですが、使い勝手という面では給湯器の選択も大事です。自分はPanasonicのエコキュートを選択したので、その理由と使い勝手を紹介します。

お湯張りはユニットバスの仕事じゃない

ユニットバスの選定というと、なんとなくそれだけで「お風呂場一式選んだことになる」と思い込んでいたのですが、実際のところ給湯器は別扱いです。ユニットバスに「エコキュート」「エネファーム」「エコジョーズ」のオプションがあるわけではなく、ユニットバスと給湯器はそれぞれ別々に購入するものであり、二つを組み合わせて初めてお風呂が沸くことになります。

セキスイハイムの場合にはオール電化の家が多いでしょうから、給湯器のタイプとしてはエコキュートが選ばれることが多いと思います。

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セキスイハイムで選べるエコキュートのメーカーとその特徴

地域の販社によっても異なるのかもしれませんが、自分の場合は積水ホームテクノかPanasonicから選んでくださいと言われました。そこで、この二つのメーカーのエコキュートの特徴を見ていきたいと思います。

積水ホームテクノ

エアコンなどでも名前を聞くコロナがOEM供給をしているもののようです。リモコンが同じデザインです(積水ホームテクノコロナ)。カタログの最終ページにも、製造元 株式会社コロナとの記載があります。ちなみに、エコキュートを初めて商品化したのはコロナだそうですよ。

まず見た目としては、リモコンのアクセントカラーにいくつかの原色が使われているのが特徴でしょうか。

積水ホームテクノ 台所リモコン (カタログより
積水ホームテクノ 浴室リモコン (カタログより

機能的には、一般的な機能は取り揃えているようです。また、浴室リモコンにはPanasonic同様人感センサーが取り付けられており、浴室に人がいないときには差し湯を控えるようになっています。

OEM元となるコロナでは、コロナ快適ホームアプリというスマホアプリを提供しています。これはコロナ製のエコキュートとエアコンをスマホから制御できるようにするもので、外出先からお湯はりをしたり、天気予報と連動して沸き上げタイミングを調整したりできるのですが、積水ホームテクノ側のカタログにはその記載がありません。このアプリを使うにはリモコンがWi-Fi接続できる必要があるようなのですが、積水ホームテクノのカタログにはWi-Fi接続の記述がないため、現時点ではスマホアプリは未対応なのかもしれません(未確認です)。

ただ、積水ホームテクノ製もHEMSに対応しているため、スマートハイムナビやPanasonicのスマートHEMSアプリ経由で沸き上げは行うことができます(湯温変更などの細かい操作はできないかもしれません)。

Panasonic

住宅用電設の雄、Panasonicはほんとなんでも作ってますよね…。エコキュートも売っています。

見た目は、いわゆるPanasonicな感じです。色味も形も。リビングなどにリモコンニッチを設置する場合、他のリモコンと調和しやすいのはこちらかもしれません。

Panasonic 台所リモコン(Panasonic リモコンより)
Panasonic 浴室リモコン(Panasonic リモコンより)

機能的には、基本機能に加えてちょこちょこと細かい機能があります。

  • 一部の機種にある「ぬくもりチャージ」は、浴槽の余ったお湯の熱でタンクの沸き上げを補助する(省エネ)機能
  • 同じく「リズムeプラス」は、シャワーの水量や水温を変化させることで省エネ・節水する機能

などなど…。

そして、コロナ同様スマホアプリ「スマホでおふろ」が用意されていて、外出先からお湯はりをしたり、天気予報と連動して沸き上げタイミングを調整したりできます。

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結果、Panasonicを選択

スマホで沸き上げをしたかったことと、リモコンデザインをモノトーンにしたかったため、Panasonic製の給湯器を導入することにしました。

セキスイハイム(の私の地区の販社)の場合、Panasonicにおける標準機種はNSシリーズだったのですが、ぬくもりチャージなどの機能があり、貯湯ユニット内の配管の耐久性が向上しているJシリーズを選択しました。

実際の使い勝手を比較することはできませんが、まぁ特に不満なく使っています。

まとめ

ユニットバスの選択には関心を寄せる一方で忘れられがちな給湯器ですが、それなりにメーカーによって差があります。ですので、時間的余裕があるときにぜひともご検討を。

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