セキスイハイムのコンセントや照明スイッチについて

セキスイハイム

コンセントの数や位置については施主ブログでよく話題になりますが、コンセントやスイッチそのものの見た目について言及したものはそこまで多くないようです。そこで、本記事では我が家で利用されているコンセントや照明スイッチを画像付きでご紹介してみようと思います。

リビングライコンについての記事はこちら:

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セキスイハイム標準のコンセントや照明スイッチ

気にする方は気にする、そして気にしない方は全く気にしないコンセントや照明スイッチですが、世の中にはかっこいいスイッチがたくさんあります。こだわる人は「家じゅうのコンセントをこのメーカーのものにしたい」という人もいるかもしれません。

ただ、標準のものよりも費用がかかりますし、まずは標準でどのようなものが採用されているのか把握するのがよいと思います。

採用されているメーカー・シリーズは?

(2023年1月に引渡された我が家のケースですが)セキスイハイムが採用しているコンセントは神保電器です。神保電器にはいくつかのシリーズがありますが、セキスイハイムで採用されているのはJ-WIDEシリーズの簡易耐火仕様です。

J-WIDEは、神保電器のシリーズの中でも最もスタンダードなものです。J-WIDE SLIMはもう少し薄くなっていますし、J-WIDE SLIMメタリックは色が異なり、NK SERIEはシックな色・形をしていておしゃれなので、そちらがいいなぁと思う方もいるかもしれません。

色に関しては壁紙などとの兼ね合いもあるのでこだわりがいがありますが、厚みに関しては同じ部屋に異なるシリーズのものが混在することはほぼないので、慣れてしまえば気づかないかもしれません(と言い聞かせています)。

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標準コンセント・照明スイッチの品番と見た目

コンセント取り付け枠

取り付け枠は普段はコンセントカバーに隠れてしまっていますが、WJT-1Kのようです。ただ、ハウスメーカー向けに別品番をおこしているのか、実際の部品にはSFT-1Kと刻印されています。

コンセントカバー

標準のコンセントカバーは、WJE-Xです(Xには数字が入ります)。

角が丸いごくごく一般的な形ですが、色味がマットというのが特徴的です。触感はツルツルというよりはサラサラという感じで、そのおかげで見た目のチープさは抑えられているような気がします。

上記写真の右奥に写っているのは、テレビ裏のケーブルを通すために追加で施工されたPanasonicのコンセントプレートですが(多分WTF7001W)、質感の違いがわかるでしょうか。Panasonicのものはツルッとしていて光沢があるため通線チップが反射しています。

なお、色は白が基本ですがブラウンも選べます。その場合には(当たり前ですが)コンセント本体も色が変わります。

ブラウン色のWJE-Xは神保電器のカタログでは見当たりません。もしかしたらセキスイハイム向けに特別に提供しているものかもしれません。この部品を追加で調達したい場合には(どんな場合かはわかりませんが…)セキスイファミエスに依頼することになるのかもしれません。

いくつかブログを拝見すると停電時に給電されるコンセントのみブラウンになっている家もあるようで、このあたりは仕様による違いもあるかもしれません。

我が家では、停電時には蓄電池からどのコンセントにも給電される「家まるごと仕様」なのですが、このブラウンはどの部屋にも指定することができました。指定できる場合、写真のように巾木や壁紙の色が濃い場合にこちらを選ぶのが良いと思います。

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コンセント

我が家で使われているコンセントの種類をあっさりと。見た目に関してはカタログをどうぞ。ブラウン色はこちら。ホワイトとブラウンで、品番末尾に-PW(ピュアホワイト), -C(チョコ)がつきます。

  • いわゆる「コンセント」
    • カタログには三口までありますが、我が家は全て二口です。セキスイハイムで三口を選択できるかは不明です。品番はJEC-BN-55です。
  • 接地コンセント
    • デスクトップのコンピュータで使われたりする3Pケーブルを挿せる、アース用の穴を備えたコンセントです。こちらも二口になります。JEC-BN-55Gです。
  • アースターミナル付き接地コンセント
    • 接地コンセントに加え、アース線のターミナルが付属しているものです。接地コンセントと同じ二口が使えるので、AV機器まわり、ネットワーク機器周り、調理家電周りなど、我が家ではこれが最も使われています。一部のブログでキッチン周りでは一口のものしか導入できなかったという記載がありましたが、我が家はどれも二口になっています。品番はJEC-BN-55GEです。
  • アースターミナル付高容量コンセント
    • 20Aと15A共用の、いわゆるエアコン用のコンセントです。我が家の場合、2Fの各部屋に設置しているエアコンは全て100V 15Aのものなので、一般的なコンセントでも大丈夫でした。品番はJEC-BN-ITGEです。
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スイッチ(操作板)

照明やシーリングファンをON/OFFするスイッチも標準は神保電器製になります。

我が家では二連タイプまでしか採用されていませんが、三連まで選べるようです。

左側は二連タイプのマーク付き。右側は三連タイプを一ついれたものになります。名前ラベルがそれなりの存在感。神保電器のPDFカタログより

我が家では標準のスイッチは白しか使われておらず、他の色が選べる(そもそもカタログには他の色はありませんが)かどうかはわかりません。

なお、セキスイハイムでは真ん中に照明の名前ラベルが入るもの(「マーク付」というもの)しか選べないようで(インテリア担当の方から「残念ながら…」と申し訳なさそうに言われました)、見た目をシンプルにしたいという方にはちょっと不満かもしれません(後から操作板だけ取り替えてもいいかもしれません)。

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アドバンスシリーズ リンクモデルも選択可能

セキスイハイムでは、HEMSとの連携で外出先から照明を消せるとの謳い文句で、Panasonicのアドバンスシリーズ リンクモデルの導入が可能です(私の時には半導体不足で無理でしたが…)。

この場合にはだいぶ雰囲気が変わります。

サイズ自体は同じですが、全体的に主張は控えめでフラットなデザインになっています。触った印象はマットなのでJ-WIDE同様ですが、色はより真っ白に近い色です。

アドバンスシリーズを選んだ場合は、スイッチはPanasonicの白、コンセントは神保電器の白となって色味が違ってしまいますが、リビングライコン(Panasonicの白)を導入した我が家のリビングを見る限り、そこまで気にはなりませんでした。コンセントとスイッチは別物、という意識が働くのかもしれません。

今(2023年10月)アドバンスシリーズのページを見ると、「リンクモデル」のページがなくなっていて、「リンクプラスモデル」しか閲覧できません。カタログにも見当たらないため、リンクプラスのみになったのかもしれません。

標準スイッチ以外のスイッチが採用されるのはいつ?

標準スイッチ以外のスイッチが採用されるパターンはいくつかあります。いずれの場合にもスイッチ裏の気密処理はしっかりしてくれます。

調光LED照明

調光可能なLED照明を導入する場合には、標準スイッチではなくなります。照明との相性を気にしてなのか「導入する照明のメーカーと同じメーカーのスイッチを採用する」とインテリア担当さんから言われました。これが全社的なポリシーなのか、はたまた拠点やインテリア担当さん個人のポリシーなのかはわからず。

セキスイハイムが用意している照明専門のカタログは(私たちが見たのは)二冊あり、Panasonicのものと大光電機のものでした。ダウンライトなどは両メーカーともに似たようなラインナップになっているので、スイッチの好みから照明のメーカーを選ぶというのもアリかもしれません(価格的には大光電機の方が照明自体は少し安価とのことでした)。

我が家の場合は一階がPanasonic製のリビングライコンのため、リビングライコンにつながる照明は全てPanasonic製になっています。一方、2階は書斎と寝室が暗めのトーンの壁紙だったこともあり、その雰囲気に沿った大光電機のスイッチを採用することになりました。

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大光電機はPanasonicのアドバンスシリーズ リンクプラスのようにBluetoothで制御するようなソリューションはないようですが、赤外線でOn/Offするスイッチがあったりして面白いです。NatureRemoやSwitchBot経由で操作したい場合には導入してみてもいいかもしれません。

人感センサ

我が家ではホールと1Fトイレの照明は人感センサで自動点灯・消灯するようになっています。この場合も照明のメーカーにあわせてPanasonicあるいは大光電機のものになりました。

とはいえ、この分野はPanasonicと大光電機のどちらかがもう一方にOEM供給がなされているようで、外見全く同じものが売られています。

PanasonicのWTK1811WKと大光電機のDP-41171って多分おんなじ…ですよねぇ。

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まとめ

あまり言及されていないように思われる、セキスイハイムの標準コンセント・スイッチについてまとめてみました。また、調光LEDの導入など、標準でないスイッチが使われるケースについても一部ご紹介しました。

NK SERIEやPanasonicのアドバンスシリーズのように、スクエアでソリッドなコンセント・照明スイッチで揃えたかった…という人もいるかもしれませんが、セキスイハイムの場合は難しそうです。アドバンスシリーズであれば気密の問題は解決できるのでお金を払えばできるかもしれませんが、工場設置ができなくなるのでかなり金額が上がるのではないか思います(聞いていませんが)。

実際に住んでみると、標準のコンセントプレートはマット仕上げになっていて結構質感高いと思いますし、照明スイッチもシンプルで自分好みです(当初は引き渡し後に自分で変えようかとちょっと考えてた)。

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