CANUSBを使ってRX-8の各種データを取り出してみる
前回のエントリまで使っていたELM327チップですが、どうも全てのデータのログを取ろうとするとバッファが溢れてしまうようで...。ただせっかく乗りかかった船なので、CANUSBという代物を購入してRX-8のデータをリアルタイムに取り出してみることにしました。 上記の画像においてグラフの意味は以下の通りです。 赤 線:車速 青 線:エンジン回転数 紫 線:ラジエータ水温 水色線:エアインテーク温度 黄色線:アクセル開度 赤領域:フットブレーキを踏んでいる 青領域:クラッチが切れている 緑領域:(高さに合わせて)ギアポジション CANはまぁここでは車内LANのようなものだと考えておけばいいと思います。自動車内のコンピュータとその他センサや計器類との間で情報をやり取りするときのプロトコルなのですが、特徴の一つはブロードキャストだということです。 なので、OBD-IIのようにポーリングしてデータを取り出すのと違い、ネットワーク内を流れているデータであれば「盗み聞き」することができるため、車内コンピュータへの負荷が(おそらく)ありません。 コンピュータに負荷がかかった場合にもおそらくフェイルセー...
2010.02.22
CANProgramming