Home > Diary > Xデー顛末

Xデー顛末

というわけで、怒濤の実装週間は終わりを告げました。結局研究室に泊まった回数は3回(一回はドーピング付き)。
なぜこんなに立て込んでいたかというと、研究室にテレビ局の取材がきたからです。それも当初の予定よりも二日早まったという…。

研究内容を紹介するということでプロジェクトの何点かが選ばれたのですが、結局取材当日になって自分担当のものは録画されないことに。自分の研究材料としては今後も使えるので良いと言えばいいのですが、その日は徹夜明けと言うこともあり、結構意気消沈。
まぁ、そこらへんのことについてちょっと書いてみます。


自分の研究テーマについてはちょっと説明しづらいので置いておくとして、テレビ局向けに用意したデモの概要は以下のようなものでした。

  • 現在、SONYから過去三週間分の地上波全ての番組を録画するという機械が売り出されている(Xビデオステーション
  • 自分の撮りたい番組だけ録画する従来のHDDレコーダなどよりも(見たくない番組も含めて)多くの番組が録画されるため、見たい番組を探す作業が必要
  • SONYが提供する検索のためのインタフェースは、タイムマシン機能はなかなかだけど、全体的にあまり出来が良くない
  • 将来、家電でも「検索」って大事になってくるだろうから、ここでいっちょ面白げな検索手段をお見せしましょう!

まぁ、こんな感じのことを打ち合わせ中に向こうのディレクターさんに言ったわけですが、上記の通り録画はパスとなりました。

当然理由はあって、そもそも「全番組を一気に録画して保管する」ような機械をテレビ局側は良く思っていないようです。ディレクターさんは「データを保管できるということはデータが不正に拡散する恐れもあるわけで、そういった恐れのある機械自体を放送するのは微妙」と言っていましたが、実際のところはもっと商業的な理由でしょう。

同時に録画できて簡単に検索できるようになると、CM戦略や裏番組対策というのが全く意味をなさなくなってしまいます。放送終了後に発売されるDVD等の売り上げにも影響を与えるかもしれません。
そんなわけで、テレビ局的にはこういった機械を積極的に放送すること自体がNGというわけです。


まぁ、論理としては分かりますが、なかなか懐が深くないですなー、というのが正直なところ。
あと、テレビ局の人というのは、「こちらの研究内容を紹介する」のではなくて「自分が理解した内容に沿うように撮る」んだなぁということも再確認。
どんな内容に仕上がっているか見たいところですが、15日(もう今日だ)の朝5:45からの番組ってことで、ちょっと起きられそうにないです^^;
頼みのSONYマシンは、今日から横浜で始まる展示会にデモのために持って行ってしまっているので動いておらんのです。

Comments:1

やまがつ 2006年11月15日 13:01

>「自分が理解した内容に沿うように撮る」
うーむ、核心をズバリと突いた表現ですねぇ、素晴らすぃ。
しかし、ソニーもすごい装置を作ったものです。たぶん、研究員の誰かが、自分用に開発した装置なんだろうな。
うちの妻の父は、朝から夜まで、いつもテレビの前にいるので、電話一本で録画しておいてもらうことが出来ます。結構便利かも。

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://blog.hiroaki.jp/mt/mt-tb.cgi/420
Listed below are links to weblogs that reference
Xデー顛末 from Hirolog

Home > Diary > Xデー顛末

Search
Feeds

Return to page top