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- 2006年9月26日 02:36
- Research
先週の金曜日くらいまでは「なんだかなぁ…」といったテンションでしたが、ようやく気分が研究向きになってきました。
ブログに書いたら結構いろんな方を心配させてしまったみたいですみません。なんとかHiroakiは息災でございます。
自分が焦るときは、「いついつまでになんとかせねばならない…。できるのか?」と悩みはじめてしまい、手が動いてなかったり頭が働いてなかったりすることが多いようです。焦ったときでも、今できることを考えて手を動かすべきだなぁと反省することしきり。
さて、以下は駄文に近いです。
Engadget Japaneseに傘型フォトブラウザPileusという記事が載りました。元ネタは慶応奥出研のプロジェクトです。
いやはや、Engadgetの解説は皮肉が効いていて読んでいて楽しいですが、これってUbiComp2006(学会の名前です)のデモセッションでお披露目されたみたいですね。びっくりです。UbiquitousでもComputingでもない気がするんですが、まぁ自分はUbiCompに行ったことがないので無知なだけかもしれません。
プロジェクトサイトの説明が泣かせます。"Pileus WebService evaluates media-type of data and uploads it to Flickr or YouTube"。いやevaluatesて…。そしてこのWebServiceは他に大してやっていることはない模様。うーん。
一年以上前にインタラクション2005に出展した際の感想を書きましたが、言いたいことはやっぱり同じです。
別にアイディア先行であろうがなんだろうが構いませんが、「そのモノが他者(今後の研究や実世界)にとってどう役立つか」ということを考え明らかにしなければ、それは研究というよりもむしろアートだと思います。アートという言い方がまずければ、単なる製品でも構いません。少なくとも、研究ではない。
ただ、まわりのインタラクティブアートや製品を見れば分かるように、そちらのほうが俄然完成度が高いわけです。
「プロダクトとしての完成度は低いけど、こういったところに価値があるんだ」というのなら分かります。しかし、アカデミアという土俵の上で戦うのであればその価値は「学術的な意義」であるべきです。
"The Pileus System is a mobile tangible browser to make rainy days fun"なことが確かめられて、作ったシステムのうちで「どういった事象がユーザを楽しませるのか」が分かれば意義があると思いますが、「雨に濡れるとやばそうで一般ユーザが持つと重過ぎそうで、そもそもWired」なプロトタイプではなかなかそれを調べるのも難しそうです(工夫すればそれでも評価できるとは思います)。
…まぁ、自分もぺーぺーですから。
他者を批判する前に論文通せって話ですよね。
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