中国は,世界の中でもかなり早い時期から天文学を発達させてきた国です.古代バビロニアなどと比較してどうなの? とか言われると分かりませんが….
日本にも様々な中国発の情報が輸入されていて,「北斗七星」や「昴」といった名前はたしか中国からのものだったはず(すばるのほうはもしかしたら違うかも…).
枕草子だったかに(記憶が定かではない),(今で言う)かに星雲の超新星爆発の記述があるという話を聞いた事がありますが,やはりこの超新星爆発は中国でも観測されていたようで,そのときの様子を記述した文献なども展示してありました.
右の写真は,ここで古くに使われていた観測機材の一つです.
建国門というと,地下鉄一号線と二号線が交わる場所で,環状線や多くのビルが建ち並んでいて,「いったいなんでこんな場所に天文台を…?」という疑問があったのですが,以前は建国門付近と言えばもう郊外であり,星もよく見えたようです.まぁ,「東京三鷹天文台」と状況はそう変わらないってことでしょうか.
ただ驚くべきは,北京中心部であっても20年ほど前は相当星が見えたとの事.
車が増え,多くのビルが建ち並んで灯がともり…,という日本もたどった都市の近代化が,こちらではものすごいスピードで行われている事が分かります.
今じゃ東京と同じか,それ以上に星が見えないんですからね….
ちなみに,古代の観測機器はこの写真の他,何種類か置いてあります.こちらは外から撮ってみた写真です.
地下鉄の建国門駅構内の内壁には,こんな趣向が凝らされております(ちょいとブレてますが…).
そうそう,これは蛇足ですが.
これら観測機材は,建物の屋上の南側と西側に置いてあって,どうしたって北側・東側から写真を撮る事になります.僕が訪れた時間は夕方近くだったので,ばりばり逆光でした.もし綺麗な写真を撮りたければ午前中にどうぞ(笑
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